VRXperience(以下VRX)は、バーチャル環境にて、車両灯具の配光品質や見栄えを検証するための、灯体リアルタイム・シミュレーションソフトウェアです。VRXは光学解析ソフトSPEOSの技術を基盤に開発され、リアルタイムに、様々な外環境の照明条件下において、路面に照射される灯具の配光を確認する事ができます。また、シミュレーションに用いる物理情報として、複数の実測した配光データ(IES) 、光源スペクトル、環境・路面反射特性(BRDF)を読み込むことが可能です。配光を確認するためのコースは、任意のモデルを設置でき、3次元レーザー測定をもとに形状をモデル化したものなどが利用可能です。また、配光レギュレーションを確認するための、スクリーン照度、路面照度もVRX内で確認可能です。VRXはMATLAB/Simulinkと連動したシミュレーション機能を備え、配光可変形ヘッドランプのようなインテリジェント化した灯具のシミュレーションも可能となります。

VRXperience @Kopti 2013


実測値ベースレンダリング

VRXはOPTIS社の独自技術による、リアルタイム物理ベースレンダリングアルゴリズムにより、実測定されたBRDFを用いてドライビングシミュレーションを行う事ができます。これにより、光の振る舞いを正確にシミュレーションすることができ、様々な照明状況下での数値的解析も同時に行うことができます。



完全没入型環境へ対応

VRXは実環境のような光の振る舞いとドライビングシミュレーションを実現するため、様々な没入型のバーチャルリアリティ環境を構築できます。マルチスクリーン、マルチGPU処理によりケーブやパワーウォール、シリンドリカルスクリーンへのプロジェクションにも対応しています。また、ドライバーのモーショントラッキング、3Dステレオ表示の機能により臨場感の高いシミュレーションが行えます。



● 特徴

● リアルタイム光学レンダリング
● 光源スペクトル, IES , BRDFなど光学的な物理パラメータを利用
(実測 / SPEOSシミュレーションデータともに対応)
● 動的な配光性能の確認
● 路面配光, スクリーン配光の評価
● 数値評価(路面照度etc.)
● 複数の車両灯具を簡単に切り替える事が可能
● オリジナルテストコースの作成が可能(建築物、歩行者etc.)
● メリット/効果
● 実走行テストが持つリスクの
 低減
 1.夜間の実走行テストにおける
 天候条件の影響
 2.新種の一般道走行テストに
 おける機密漏洩
● 開発テストを必要なだけ
 簡単に実施
● スピーディーな配光品質の確認
● 配光評価プロセスをバーチャル
 化し製品開発を
 フロントローディング